飯塚市役所本庁第3駐車場の開庁時間帯の有料化は市民に二重に負担

飯塚市は市役所本庁第3駐車場を一般開放し有料化し、無料使用を求める市民には駐車券の確認印、磁気処理などの手続きを求めることにしています。来年2月28日までに工事が終わり次第、実施されます。行政機能の一極化による駐車場不足に拍車がかかり、市民は二重に困ることになりかねません。今回の変更についての日本共産党の川上直喜市議の反対討論を紹介します。

 

(12月22日本会議)

次に、飯塚市行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてです。市役所駐車場のうち今回有料化するのは、行政機能の一極集中によって満車状態の時が多くなった第3駐車場(プレジデントホテル右側 ・110台収容)です。

これは、満車状態の解消に向けて、市役所や立岩公民館に用事がない人の木手以外の使用を抑制するためという市の説明とは逆に、駐車料金を払えば誰でも駐車できるようにするものです。つまり有料化による一般開放です。すでに、3600万円の予算をかけて、料金収納機の設置工事が始まりました。

第1(市役所正面・119台)の完成は来年の8月です。第2(立岩公民館向かい・51台)は計画中の立岩公民館移転のあとは使えなくなります。来年3月には有料で一般開放となる第3駐車場は、しばらくするとすべて公用車(110台)の臨時駐車場となり、市役所や立岩公民館利用者のための駐車スペースは少ない状態が断続的に続きます。第2駐車場が廃止される時期からは、第1駐車場が無料で来庁者専用で119台、第3駐車場が一般有料駐車場で110台収容です。

市役所や立岩公民館に用事のない人の駐車を認めていない今でも、満車で困ることがあるのに、駐車料金を払えば誰でも駐車できるようになれば、その分だけ駐車スペースが減って、来庁者が駐車しにくくなるのではないでしょうか。

市役所や立岩公民館に用事のある人で無料にしてもらおうと思えば、高齢者や障害のある人、赤ちゃんを抱えたお母さんでも、雨の日は傘を持って、いちいち駐車券をとって、用事をすませる窓口で確認印を押してもらい、さらに一回のロビにある総合案内の窓口にいって、ふたたび駐車券を取り出して無料にしてもらう磁気処理をしてもらわなければなりません。時間帯によっては、大変な行列になりかねません。駐車券をなくした時は、どうなるんでしょうか。市民も煩雑で大変ですが、窓口の職員も仕事が増えて大変です。

市職員と議員には、この煩雑さを避けるために、いつでも無料で読み取り機にかざすだけでフリーパスで駐車場を出入りでき、庁舎事務室のドアの開閉もできるICカードを、料金収納機が設置工事が終わるされる来年2月末頃には配布することにしているとのことです。すでに本庁職員700人が持ち、新たに350人に配布するとしています。

市役所駐車場の一部有料化の議案は、市役所機能の一極集中によって不足しがちな駐車場のほぼ半分を有料化し一般開放するものであって、駐車場不足に拍車をかけ、市民にとっても市職員にとってもわずらわしい負担をかけるものでしかないということです。

有料化による市財政への貢献という角度からは、市役所や立岩公民館に用事のない一般の利用者の見込みは立たず、駐車料金の収入の予測も立たないというのが市役所のいまの状況です。休日や夜間の市役所への来庁者がないときは、立岩公民館の利用者の駐車スペースを確保しながら、新飯塚中心商店街など地域振興のために積極的に活用することを検討すべきです。