ふくおか県央施設組合(飯塚市・嘉麻市・桂川町・小竹町)の新ごみ処理施設事業(816億円)は、用地取得費を計上した補正予算案が11月26日(水)開会の施設組合議会(定例会)に提出されます(午前10時から飯塚市楽市728の1の組合事務所)。傍聴できます。補正予算案は施設組合ホームページから見ることができます(議会)。→ https://fkkankyo-u.jp/
用地取得費の計上は3回目。過去2回は組合議会(臨時会)が否決しました(昨年12月25日は賛成6・反対8、今年1月16日は賛成7・反対7で議長採決)。用地取得費を組合議会が認めると、地権者との仮契約へと手続きが進み、請負事業者の選考手続きも再開されると見られます。
816億円を投入する巨大事業なのにきちんとした説明が行われず、住民の中に共感は広がっていません。施設組合は昨年12月、「お知らせ」チラシを配布しホームページに掲載しただけです。住民が求める説明会は一度も行われていません。
日本共産党の地方議員(川上直喜飯塚市議・吉川紀代子桂川町議)は、施設組合議員に選出されていないため、それぞれの地方議会での一般質問で論戦を進めています。新ごみ処理施設はいま必要なのかと指摘し、直ちに住民説明会を行うよう求めています。

