議長権限の濫用防止へ委員会条例案を改正 飯塚市議会が全会一致

飯塚市議会は9月30日、委員会条例第8条のただし書き部分の改正案を全会一致で可決しました。10月8日公布です。日本共産党の川上直喜市議が提案し、5会派の代表が賛成者となりました。新旧対照表と提案理由を紹介します。

(提案理由説明)令和 7 年 6 月 6 日、江口徹議長が閉会中に、全国市議会議長会の指摘があっ たにもかかわらず、議員間の調整を行わないまま飯塚市議会委員会条例第 8 条 第 1 項のただし書きにより議会運営委員会委員及び全議員を対象に常任委員会委員に指名した。その結果、正副委員長の互選が行われず、委員会が開催でき ず、議会運営に支障が生じた。さらに各種審議会委員も選出できなかった 。江口徹議長によるこの指名は、地方自治法の立法趣旨に反するものであり、議長権限の濫用であり、誤りである。この誤りが二度と生じないよう、本案を提出するものである。

トップに戻る