4月大雨のなかで工事中のクレーンが転倒して破損した楽市水管橋に続く堤防道路は、途中から通行止が続いています。鋼管を川底に横断させて応急復旧をしたとはいえ、事故現場は生々しく、水管橋は東側が撤去された状態です(白い矢印参照)。今後どういう工事段取りなのか住民は、わからないままです。
事故原因の究明については、工事を進めてきた国がまもなく事故調査に入る模様ですが、これまで日本共産党飯塚市議団が現在入手している情報では、くり返された工期延長の事情、大雨予想を前にしてクレーンを安全なポイントへ移動しなかった事情のもとで適切な工事監理が行われていたか、発注者の責任を正面にすえた調査が必要です。堤防道路の破損は、国の責任によるすみやかな改修が求められます。