飯塚市長が一条工務店社長に面会申し入れへ…白旗山メガソーラー開発問題で

飯塚市議会6月定例会における片峯誠市長の2017年度施政方針に対する日本共産党市議団の代表質問と答弁のうち、白旗山メガソーラー乱開発に関する部分を紹介します。写真は5月28日、立岩公民館で行われた白旗山メガソーラー乱開発ストップ住民大会

2017年5月28日、立岩公民館で行われた白旗山メガソーラー乱開発ストップ住民大会
2017年5月28日、立岩公民館で行われた白旗山メガソーラー乱開発ストップ住民大会

川上直喜議員>>>
●白旗山の豊かな緑を壊滅させるメガソーラーの乱開発については、地域住民の声を受け止めて市議会が3月議会でbの開発中止決議を一条工務店と悠悠ホーム、それぞれの社長に通知したのに続いて、4月28日、片峯市長自身が地域に出かけて住民の声を聞き、「命がけでといわれたが、そのくらいの覚悟で」と事態打開への決意を表明しました。
●これに先立つ4月18日開催の福岡県市長会における総会決議には、飯塚市提案により、メガソーラー開発について、「地域住民等との合意形成」が図られているかについても、経済産業省の認定の条件とするよう求めることが、昨年に続いて盛り込まれました。
●このさい、市長は、それぞれの社長に面会し、開発中止とともに、予定地の森林について緑地保全目的のために無償譲渡、寄付を求めることを提案します。

 

中村雅彦市民環境部長>>>
●一条工務店の林地開発許可に係る福岡県森林審議会において「開発に際しては住民の不安に対する十分な対応を求める」と申し添えられています。また、一条工務店は、本体工事の造成に着手する前には住民説明会を開催するとの約束をしています。これらのことを必ず実行するよう、許可権者である福岡県に業者に対する指導をお願いするなど連携して取組む考えです。
●そういったことから、市ができることとして、開発業者である一条工務店社長に対し、市長名で「地域住民の合意が得られるよう十分に協議を行なうこと」や「本体工事の造成工事等に着手される前に必ず住民説明会を実施し、その際には、住民が不安を抱いている点については、その不安を払拭できるよう、詳細な資料等を提示し、丁寧な説明を行うこと」等をお願いする文書を送付し、また、県に対しては県知事宛に、白旗山開発に関して「林地開発許可に附されている条件を開発業者が遵守するとともに、地域住民の合意を得るために地域住民と十分な協議を行うこと」の指導をお願いする文書を提出しております。
●悠々ホームについては、現在のところ、林地開発許可申請、本市の自然環境保全条例に基づく届出がされておりません。提出された場合は、法令、条例に基づき対応してまいります。

 

片峯誠市長>>>
●私、4月に地域住民のみなさんの生の声を聞かせていただきました。不安や景観を失うことへの悲しみも含めたところのお気持ちが伝わってまいりまして、直接お話しを聞くことで、私の何とかこの問題をしなければならないという思いは強くなったところです。
●その後の私の行動としまして、まずは実際にどういうものかを知りたいと思いまして、現地を視察することはもちろんのこと、実際に今の時点で工事をなさっている関係業者とお会いしました。仕事だから当然やるし、地元なので、地域の方の声も聞きながら、よりよい仕事、工事をするにはどうしたらいいかも悩みながら考えながらやっているつもりですが、近隣住民の方のことを考えるとつらいというお話も聞き、なおさら思いを強くしたところです。
●また、先ほど市民環境部長が申しました通り、一条工務店の方にはぜひ会いたいということでコンタクトを取りましたが、先方の都合で、直接担当する責任者の方の交代等も実はありまして、文書で回答をいただいたところです。事業を急いではなく、いつ着工するかについてはまだ決まっていないという回答でしたので、まだ時間がありますから、ぜひ私自身が会って、お願いなり、相談なりもしたいと思っているところです。
●そして、最後になりますが、本年6月9日に全国市長会が開催されました。その中におきまして、土地利用における地域の課題として、太陽光発電施設が防災上問題となる、これは飯塚にとくに関係するんですが、斜面に設置されたり、景観上の大きな支障が生じる等の事例が全国各地でみられる、そのような事への対応ということで、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法において、防災、安全の確保、景観への配慮、周辺環境の保全、施設の適正な撤去、廃棄の観点から基準を策定して許可するなど法的規制を国の方において行ってほしいという特別提言を決議させていただきました。引き続き本地区のみならず、今後のことも考えまして、このような動きを続けていきたいと考えているところです。