異常浸水の原因究明へ柳橋地区の被災者が庄司川排水機場で説明を求める

西日本豪雨で大規模な浸水被害を受けた庄司川流域の柳橋地区のみなさんが10月16日、庄司川排水機場で遠賀川河川事務所職員に説明を求めました。日本共産党の真島省三前衆院議員、川上直喜飯塚市議、うぬま武夫市政対策責任者も参加しました。

遠賀川水位と柳橋地区の浸水水位がともに上昇していた7月6日午後3時頃に発生したポンプ2機の運転停止は、サーモスタット(写真)の故障によるオーバーヒートで停止したとのことです。その故障の原因は究明しないまま、取り替えた部品を修理を担当したクボタ機工が持って帰ったままであることがわかりました。「原因究明に必要な部品であり廃棄しないように連絡すべき」との指摘を受けて、河川事務所職員が、その場から会社に連絡をしました。

7月6日午後5時半と6時頃に開いているのを見たとの証言がある水門は、ボタン操作(写真)によって、機械で引き上げて開放するが、閉めるときは扉自体の重さで降りるとの説明がありました。「遠賀川の水位が高く水圧がかかっているときは、水門の扉は引き上げられると思うが、閉じられないことはないのか」の質問には、「わからない」との回答でした。真島前衆院議員は、「遠賀川河川事務所が公開できないとしている水門操作規則は、他の河川事務所で公開しているところもある」と指摘し、公開を求めました。

サーモスタット
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