「排水機場ポンプ停止判断をすることも」と遠賀川河川事務所長から連絡あったと市長が答弁

2018年9月21日決算特別委員会で質問する川上直喜市議

2018年9月21日開会の決算特別委員会で、日本共産党の川上直喜議員は、西日本豪雨災害で浸水対策事業を検証する質問を行いました。庄司川流域の柳橋の異常浸水に関する川上議員の最後の質問と、片峯誠市長の答弁の要点を紹介します。

▶︎川上議員       (7月6日)13:00から遠賀川水位が急速に上昇し、2時間後の15:00ごろには避難判断水位4・70を超え、ほぼ1時間後の16:15に氾濫危険水位5・40を超え、市長が同時刻に避難を促すアナウンスを防災無線で行い、17:41に(庄司川排水機場ポンプ)1号機と2号機が運転を再開していたが、遠賀川事務所長の大野さんからから片峯市長に電話があり、排水機場のポンプを止めるかどうかの判断をしてもらいたいという連絡があったと、市長から聞いたことがあります。4分後、17:45に片峯市長は再び避難を促すメッセージを防災無線でアナウンスしました。その7分後に、17:52ですけれども、2号機が運転停止をするんです。(遠賀川河川事務所によれば)18:00から19:10の間に計画高水位を越えています。この間に、(庄司川、柳橋地区では遅くとも16:30ごろには)、逆流が確認されましたが、このときポンプは2機とも止まっている、17:30と18:00ころの2回、水門が開いていて水が流れ込んでいるのを目撃したという証言もあるわけです。これらの事実を含めて、異常気象の特徴、ハードの浸水対策、ソフトの防災対策の3つの視点から、今回の異常浸水を分析していくことが重要だと思います。市長が排水機場のポンプを止める権限まで委ねられているのか、どうかということ、遠賀川河川事務所長からなんと言われたのか、正確にここで説明してもらいたいと思います。このことが、今後の被災者支援、浸水対策事業にとっても意義の大きなことだと思いますので、市長に答弁を求めます。

▶︎片峯市長      7月6日17時41分に遠賀川河川事務所の所長から、私の方に直接電話連絡がありました。内容といたしましては、「遠賀川の水位が計画高水位に達しており、これ以上、水位が上昇すると危険な状態になり、堤防が決壊する恐れもある、そういう状況の中で、排水機場を停止するという判断を行う場合があるので、それはご承知おきいただきたい、また、停止という判断を行うときには再度連絡をして協議をします」、というようなものでございました。幸いにもそのような状態の一歩手前で、雨が小康状態になりました。尋ねられてはおりませんが、それぞれの国の、つまり河川事務所の役割、そして市の役割、同様の状況になった時にどう対応すべきか、ということを、河川の形状、降雨量、そしてポンプの位置、排水機量、等々、分析して、事前に今後、きちんとマニュアル化していく、それも必要なことだと考えているところでございます。