耐震補強工事費用の試算すると答えず⋯施設特で飯塚市長

飯塚市の第1体育館の耐震診断結果が3月まとまったのを受け、日本共産党の川上直喜議員は12日の施設特別委員会で、耐震補強工事の予算を試算するように要求しました。市は、試算をするともしないとも答えず、あくまで46億円をかける新築建替をすすめる姿勢を崩しませんでした。

耐震診断報告書の所見について、市は日本建築防災協会の診断法(2001年版)により、3つある評価ゾーンのうち「大規模の地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する恐れがある」とされるⅡに該当するものと説明しました。

川上議員の耐震補強工事予算の試算の要求には答えず、「概算で3億円から4億円かかる」としました。

日本共産党は、耐震診断結果に基づいて、早急に耐震補強を含め大規模改修を検討して公表した上で、市民意見を時間をかけて聞くことを提案しています。

 

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