福岡県バス対策協議会ブロック別地区協議会が29日午後13時30分から、飯塚市役所教育委員会会議室で行われました。西鉄バス筑豊のほか国、飯塚市、嘉麻市、桂川町の関係者が出席し、会長の福岡県交通課長が欠席したため同係長が代行しました。傍聴を認めない非公開としました。
日本共産党の新井高雄嘉麻市議の傍聴の申し入れについて、会長代行が「西鉄バスの経営状況が話し合われる可能性がある」などとして、認めない提案を行い了承されたといいます。会議終了後、川上直喜飯塚市議の指摘を受けて、会長代行は、県庁の課長に問い合わせし、資料も入手して検討したうえで、福岡県の会議の原則公開の立場をのべず、審議会等の会議の公開に関する基準を示さないままの提案だったことを認めました。
この日の議題は、西鉄バスの碓井・大分坑線の廃止申し出に対する、地域バス協議会の協議状況でした。西鉄バス筑豊株式会社がバス対策協議会に廃止の申し出をしたのは、昨年6月30日付けです。この間、西鉄の情報提供に沿って、福岡県、飯塚市、嘉麻市、桂川町で西鉄を含めて協議を行い、この日の協議結果により、バス協議会へ報告することとなっていました。