●飯塚市長の資産公開の対象を三役に広げる条例改正案は6月22日、付託された市議会総務委員会において、議員にまで広げる修正案を合わせて賛成多数で可決されました。賛成4反対2。
●日本共産党の川上直喜議員は、今回改正案で政治倫理基準、政治倫理審査会での報告書の審査、報告書の項目の明細において、2015年12月議会での廃止前の制度から後退したままであるが、とりあえず空白を埋めるもので、今後のあり方を考えるなどとした昨年3月議会での市長答弁を指摘しました。
●原案と修正案に関する賛成討論の中で川上議員は、市長が議会と相談しながらさらにしっかりしたものにする、修正案提出者が今後より厳しいものを検討することはやぶさかではないと答弁したことも指摘し、①2015年8月10日付けで政治倫理審査会が提出した対象を同一生計親族までの拡大をはじめ5つの意見に実現をめざし②市民と議会の本格的な共同の第一歩とし③9月議会か12月議会までに議員を含めたより厳しい制度の実現を展望することを呼びかけました。写真は、6月23日付け新聞各紙より