飯塚市議会臨時会(2月8日から10日)に提出の新体育建設費を7億円追加し、総額で50億9000万円にする予算補正について、日本共産党は川上直喜議員が本会議で議案質疑(8日)を行い、最終日(10日)の討論で強く批判し反対しました。
この議案質疑について読売新聞は9日付けで、「川上直喜議員が開館時期の延期や増加についてただした」と書きました。
川上議員は討論の中で、「約15億円あればできると市が試算した、現体育館の大規模改修の選択肢を追求すべき」として、指摘した部分を紹介します。
▼新体育館建設基礎工事における不具合を理由にした、追加の財政出動約7億円、それによって総事業費が50億円を超えてふくれ上がることは、この新型コロナ危機とのたたかいの時代に、認められることでしょうか。約15億円あればできると市が試算した、現体育館の大規模改修の選択肢を追求すべきです。▼今回補正の継続費変更約7億円は、地盤工事における不具合の実態と要因が不透明であること、工期を理由に調査をまともに行わないまま打ち切り、だれに責任があるか明らかにしようとしないこと、約7億円の根拠の説明がまったく信頼できないことから、認めることができません。