飯塚市が教室空調設置計画見直し、なお9校が来年の夏に間に合わないまま

福祉文教委員会(10月24日)に市が提出した資料

◉飯塚市教育委員会が10月24日に市議会福祉文教委員会で明らかにした、小中学校教室の空調設備計画の早期実施への見直しでもなお、小学校9校が来年の夏に間に合わないことが明らかになりました。9校は立岩、飯塚東、飯塚、高田、上穂波、鯰田、椋本、内野、八木山の各校です。子どもたちの安全のために、すべての教室への設置が求められます。提出資料のうち小中一貫校頴田校から大分小学校までは、「来年6月中旬には設置を済ませ試運転できるようにしたい」との説明です。

◉9月議会の一般質問で川上直喜市議が、「1億5000万円程度の交付金を待ってずるずるとタイミングを失い、来年の猛暑の夏にクーラーもない学校に行かせ続けることはできない。財政調整基金の取崩しによる財源確保を決断すれば、様々な困難を打開できるではないか」と指摘したのに対して、市は「市全体の財源調整も図りながら、早期のエアコンの設置を進めてまいりたい」と答弁していました。

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