飯塚市弓道連盟の市議会への請願を踏まえ、市が協議・調整の意向表明

飯塚市弓道連盟が提出していた請願は6月定例会最終日の29日、継続審査となりました。日本共産党の川上直喜議員は27日の経済体育施設調査特別委員会で、市弓道連盟の請願内容と市の考え方に一致するところがあることを指摘するとともに、新しい体育館に集約する体育施設からはずすことができることを明らかにした内容を示して、討論を行いました。討論は以下の通りです。

 

【川上直喜議員の討論】

請願第15号「飯塚市弓道場に関する請願」については、継続審査に賛成するものですが、この際、意見を述べておきます。

▷請願者の飯塚市弓道連盟が求めている第1は、「弓道場の建替にあたり、既存の規模より縮減することなく、現弓道場と同等若しくはそれ以上の拡充を図っていただきたい」ことです。この点について市に質問したところ、市は、9人並んで競技を行うスペースを含めた現状維持について、弓道連盟と協議調整をするとのことでした。少なくともこの点については、一致点があることがわかりました。

▷第2は、「日本の伝統的武道としての弓道文化を尊重し、静謐、清澄な雰囲気の中で、これを行うにふさわしいたたずまいを持つ道場を設置されたい」「単体独立構造を含む弓道場設置を望む」とのことです。この点について市は、静謐で落ち着いた雰囲気ということについて、弓道連盟のイメージを聞きたいと答えました。さらに、弓道場を単体独立で整備しても、新体育館への集約の対象から外してしまえば、最適化債の適用に何らの問題はないということもわかりました。

▷この際、市は、市議会で請願を審査中であるということを踏まえて、市の考えを押し付けることなく、誠実な協議と調整を行うように強く求めておきます。以上で、討論を終わります。

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