麻生グループ会社の市有地無償貸付の延長要求が市の記録で見つかる

◉麻生グループの株式会社療育振興プロジェクト

飯塚市にある療育施設(ミーティアス)の不動産管理をする株式会社療育振興プロジェクト(川越浩代表取締役社長・資本金6500万円)は、本拠地を麻生株式会社におき、会社役員も関連会社の代表取締役や飯塚病院の経営管理部長を務めている麻生グループの会社です。実際に療育サービスを行っているのは、NPOピーサスです。

◉「市の望むところではないのではないか」協議記録(平成28年7月15日)

その川越代表取締役が、『市有地の無償貸付期間終了後は買収する』とした市との契約を無視して5年延長を要求し、「土地の購入代金、固定資産税と費用が増加していくと経営が成り立たなくなる。だからといってピーサスに家賃値上げの話をすると施設経営から手を引くかもしれない。そうなると市の望むところではないないのではないか」と発言したとする協議記録(平成28年7月15日)を、市が作成していました。日本共産党の川上直喜議員が情報開示請求で入手しました。

◉「売却協議から外す決断」協議記録(平成29年11月8日)

協議記録(平成29年11月8日)には、「前回協議(平成29年9月14日開催)以降、社会・障がい者福祉課が療育プロジェクトと協議を重ねた結果、ミーティアス敷きについては売却協議から外す決断をした」との記載があります。しかし、この間の協議記録は、まだ開示がありません。

◉「私の推察だ」副市長

この要求を受け入れた片峯誠市長が無償貸付を5年延長する議案を提出したのは昨年の12月定例会です。議案質疑に立った川上議員に梶原善充副市長は、「そういう施設がこの地域からなくなるおそれもあるということも鑑みまして、再度、5年間の無償貸し付けということでさせていただいた」と答え、「相手側がそういったのか」とのさらなる質問に「私の推察だ」と発言したやりとりがありました。