ノーバル・ソーラーの「お約束」「協定書」を福岡県が持っていた

▼白旗山(飯塚市幸袋)でメガソーラー開発を乱暴に進め、福岡県から林地開発許可条件違反の指導を受けたうえに、開発区域外の市道を破損したのに、地元や市の要求に応えず住民説明会を行おうとしないノーバル・ソーラー(本社・つくば市)が、幸袋まちまちづくり協議会と交わした「お約束」と「協定書」を県に提出していたことがわかりました(写真)。この2つの文書は昨年4月9日付け作成です。林地開発許可申請の資料として県が同年6月11日に受け取ったハンコが押してあります。公文書開示請求で明らかになったものです。

▼ノーバル・ソーラーの許可条件違反は、調整池を完成させずに2次伐採を行う本体工事を行なったことです。ウェブサイトを更新(7月9日)し「事実関係の整理説明」とした特設ページでも県の指導を受けて顛末書と是正計画を提出し、「事業計画の重大な変更」を行なった事実は明らかにしないままです。事実を明らかにせず反省も謝罪もないまま、8月には開発区域外の市道を破損する災害を引き起こしました。 

▼地元と飯塚市の要求にもかかわらず、ノーバル・ソーラーが住民説明会を行わないために、飯塚市長は9月17日、県知事宛に提出した文書の中で「③地域住民の理解が得られるよう、住民説明会を開催し、丁寧な説明を行うよう指導すること」とし文書による回答を求めましたが、まだ、回答がないままです。

▼調整池が完成していない9月14日、ノーバル・ソーラーは緑ヶ丘サイドで本体工事を再開したことが、地元で確認されています。許可条件違反を繰り返す悪質行為を見ても、許可取り消しどころか、監督処分をためらう県の姿勢に不信が広がっています。

▼「お約束」「協定書」にもかかわらずまともな説明をせず住民説明会を開かないのはコミュニケーション努力義務違反、許可条件違反は森林法違反であり、県は森林法に基づく厳格な指導を行うとともに、事実経過を九州経済産業局長に情報提供するか問われています。

 

 

「環境保全等に関するお約束」に基づいて説明はあったのか
第1条の2による文書通知と協議は、いつどのように行われたか
第6条の履行に必要な住民説明会を拒否し続けるのはなぜ