日本共産党嘉飯地区委員会が総選挙の結果について声明を発表

総選挙の結果について

10月24日      日本共産党嘉飯地区委員会

 

(1)今回総選挙(10月22日投票)で、日本共産党は、小選挙区では沖縄1区で「オール沖縄」 でたたかった赤嶺政賢さんが当選し1議席を勝ち取りましたが、比例代表で前回 21議席(606万票、11・37%)から11議席(440万票、7・91%)へ後退し12議席にとどまりました。比例 九州沖縄では、田村貴昭さんの1議席にとどまり、真島省三さんの議席を失いました。極めて 残念な結果となりました。
衆院解散から投票日まで24日という短期決戦、野党共闘が切り崩され、そして再建される激 動の政党状況の中で立ち上がり、最終盤には台風が来襲するなか雨にも風にも負けず、ご支持、 ご支援いただいたみなさんに、心からお礼を申し上げます。

 

(2)福岡8区では、「安倍政権を倒そう」「福岡8区からも反安倍政治のたたかいへ共闘を」 の声を受け、やむにやまれぬ決意で飯塚市議を辞して立候補した宮嶋つや子さんを先頭に、市 民と野党の共闘、日本共産党の躍進を訴えました。小選挙区では、福岡8区で5万2027票(27・77%)、嘉飯地区で 2万536票(25・40%)を獲得し、前回の得票を伸ばしました。しか し、比例代表では政党間の激しいたたかいの中で、福岡8区で前回2万 1101票(11・56%)から1万6240票(8・42%)、嘉飯地区で前 回7930票(10・30%)から6237票(7・50%)へ後退しました。

 

(3)市民と野党の共闘勢力は、日本共産党が67小選挙区で独自候補 を大量に取り下げ、その多くで自主的支援を行う中で立憲民主党が躍進 し、全体として大きく前進しました。共闘の切り崩しに対して、新たな 連帯と絆でこたえ、共闘の新たな発展の展望を切り開いたことは極めて 重要です。
安倍政権の憲法9条壊しと安保法制推進、原発再稼働、消費税大増税 に不安を覚え、「安倍政治をやめさせたい」と願うみなさん、白旗山メ ガソーラー乱開発、熊ケ畑産廃処理場に反対し地域から暮らしを守りた いと願うみなさんとともに党派を超えてたたかった絆と信頼関係は、憲 法9条改憲をはじめ安倍政治の暴走をくいとめる共闘の発展のために、 大きな意義を持つと確信します。

 

(4)「市民と野党の共闘を大きく前進させ、日本共産党も躍進を勝ち 取るために何が必要か」について、みなさんからご意見や提案を伺い、 自己検討を深めて教訓を明らかにし、来年4月の嘉麻市議補選、11月 の桂川町議選、再来年4月の飯塚市議選、嘉麻市議選をはじめとする統 一地方選、夏の参院選、そして政治情勢の発展によってはいつとは限ら ない衆院選と一連の選挙戦で、必ず前進する決意です。今後とも、ブレ ずに頑張る日本共産党へのご支持、ご支援をよろしくお願いします。

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