堀池浄水場への水管破損による断水で緊急申し入れ……日本共産党飯塚市議団

●断水の影響は9500戸で20000人

堀池浄水場(給水能力12250立方メートル/日)への水管破損事故の影響により今日午後4時から、断水が始まりました。飯塚市内の相田、伊岐須の半分、川津、幸袋、中、津島、目尾、吉北、庄司のおよそ9500戸で20000人を超える市民に及びます。

 

●党市議団が市企業局長、市教育長に申し入れ

日本共産党市議団(川上直喜、宮嶋つや子)は18日午前から、給食がつくれず急きょ午前中で下校となった小中学校、さらに保育所、幼稚園を訪ねて要望を聞き、復旧工事現場を視察したあと、石田慎二企業局長、西大輔市教育長に申し入れを行いました。また、福祉部には取り急ぎ電話で、保育園が問い合わせをするまで市からの情報提供が遅れて混乱したことを指摘し、改善を求めました。

 

●子ども一人ひとりの安全確保に責任を

断水となる伊岐須小、二瀬中、幸袋小中、片島小の児童生徒は2168人、それぞれの児童クラブの子どもは432人です。市教育委員会は、あす19日は出校とし簡易給食をとったあと下校、児童クラブはおこないます。党市議団の「低学年の子ども一人ひとりについて安全確保に責任を」との申し入れに対し、西大輔教育長は「きょうの下校後の安全確認、あすの安全対策に万全を尽くす」と答えました。

 

●熊本県益城町ほかから6200個のポリ容器

市企業局は断水が始まるのと同時刻から夜9時まで、あす朝は7時から夜9時まで、公共施設14箇所、病院(人工透析)2箇所での給水車による給水とともに、高齢者など要望を受けて水を届ける体制をとりました。ポリ容器は、熊本県益城町、福島県南相馬市、福岡県嘉麻市、春日市、那珂川町から合わせて6200個を届けられました。「給水車を地域に回すこと」「市役所本庁や支所でも給水できるようにポリ容器を備えること」との党市議団の求めに対して、「鯰田浄水場、鯰田共同浄水場に水の入ったポリ容器を準備し今晩は9時まで配給する」「市役所本庁や支所でも給水できるようにしている」と答えました。

●お困りごとは、でんわ0948-22-6783まで

堀池浄水場の破損した水管の復旧に向けて、現在、急ピッチで進められている応急工事は今夜遅くまでかかりますが、それでも確実に配水できるかは不明です。お困りのことは、お気軽に日本共産党嘉飯地区委員会にご相談ください。でんわ0948-22-6783

堀池浄水場への水管破損による断水

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